vol.8
第8回
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川北陽子さん(45歳・会社員)
本田賢治院長
お客様と共に共通のゴールにむかい、喜びを共有することが美容医療の本質であり、若返り治療に最高の技術と質を提供する
2009年4月 手稲渓仁会病院入職 |
2011年6月 湘南美容クリニック入職 |
2012年6月 湘南美容クリニック品川院院長就任 |
2015年4月 湘南美容クリニック新宿本院配属 |
2019年1月 湘南美容クリニック八王子院院長就任 |
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10代、20代を中心に「これから新しい自分になりたい」「自信をつけて活躍したい」という方は、目や鼻の美容整形を試みられることが多いわけですが、30代から50代の方は「今ある生活の中で、さらに充実した生活を送りたい」という願いが圧倒的に多いです。そのような中で、中高年の方に多いお悩みは、目元、頬、口周りが下がってきているというタルミの問題です。なかなかご自分の時間がつくることができない現代ですから、切らない若返りをご希望される方が多数いらっしゃいます。従って、レーザーや超音波を使ったリフトアップ、吸収性の糸を利用して腫れも最小限に抑えた糸リフト、そして定番のヒアルロン酸注入など、体に負担が少ない治療が好まれる傾向にあります。
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加齢によって顔の骨格が細り、脂肪は減少して皮膚が伸び、いわゆるボリュームロスの状態になり、タルミが生まれてシワや皮膚の凹みなど引き起こしてしまうわけです。これを解消する方法にはヒアルロン酸や成長因子の注入等がありますが、「自分の細胞を利用して自然に若返りたい」というご要望もかなり多くなっています。そこでオススメなのが、ご自身の脂肪を脚やお腹から摂取して加工し、目的と注入部位によって使い分ける「コンデンスリッチフェイス」と「ナノリッチ」です。2つの大きな違いは注入する脂肪の大きさで、大小を使い分けることは世界のスタンダードになっています。例えば輪郭などの立体的な再建を図るときには「コンデンスリッチフェイス」を用い、目元や首のシワなどの皮膚が薄く、なめらかな仕上がりが要求される部位には「ナノリッチ」を行います。これまで沢山のお客様に施術を行い、その仕上がりに大変ご満足頂いております。
Doctor Interview
(45歳・会社員)
- 今回美容整形を受けようと持ったきっかけは?
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40代に入り、全体的にボリュームダウンしてきたことで、顔全体の骨格がゴツゴツと目立つようになり、疲れによって目の上にくぼみが出来たりと、全体的に疲れて見える老け顔になってきたのが悩みでした。そこで、色々調べたところ、ボリュームが無くなった所に自分の脂肪を入れることで、自然に綺麗に若返られることを知ったので、湘南美容クリニックの中でも脂肪注入と若返りで有名な八王子院の本田院長に相談することにしました。
- クリニックの雰囲気はいかがでしたか?
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八王子院はとても綺麗で広く、カウンセラーさんはとても優しく、看護師さんは常に体を気遣ってくれて、本当に安心して施術を受けることが出来ました。また、院長の本田先生ですが、とても気さくで相談しやすく、私の悩みを親身になって聞いてくれて、希望に対して一番合った施術を薦めて頂いて、本当に安心して受けることが出来ました。
川北陽子さん
(45歳・会社員)
- 目の上(瞼)
- 肌再生FGF注入療法
- こめかみ
- コンデンスリッチフェイス
- ゴルゴライン
- コンデンスリッチフェイス
- ほうれい線
- コンデンスリッチフェイス
- アゴ
- ボトックス(アラガン)
- エラ
- ボトックス(アラガン)
Monitor Interview
目の上(瞼)
加齢による凹みやシワは真皮層のコラーゲンの減少によって若々しさ、ハリ、弾力が失われるためであり、コラーゲンを産生している「線維芽細胞」と呼ばれる細胞が減少したり働きが弱まってしまう“線維芽細胞の老化”が原因。そこで「線維芽細胞増殖因子(FGF)」を注入することで、線維芽細胞を再生させ、お肌が元々もっていた再生力を取り戻すことが可能になる「肌再生FGF注入療法」を行う。
こめかみ・ゴルゴライン・ほうれい線
骨が細くなり、脂肪が減り、皮膚が伸びてたるんできたために、こめかみからゴルゴラインにかけてボリュームロスになり、さらにほうれい線が深く刻まれている現状を解消するため、自分自身の脂肪やコラーゲンを適所に注入してぐっと持ち上げる「コンデンスリッチフェイス」を施す。
アゴ
シワや凹ついたアゴをなめらかにするために「ボトックス(アラガン)」を注入し、アゴの気になるシワを改善する。
頬
こめかみ、ゴルゴライン、ほうれい線と同じく「コンデンスリッチフェイス」で自然なふくらみを持たせ、「シークレットリフト」を片側5本ずつ入れて持ち上げることでシュッとしたフェイスラインをつくり若返りを図る。
エラ
咬筋が発達してぽこっと出てしまっているエラには「ボトックス(アラガン)」を注入して膨らみを解消。自然で綺麗な輪郭を作り上げる。
施術POINT
- 川北さんの施術を行ううえで、ポイントはどこでしたか?
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川北さんのお悩みは、疲れてくるとやつれて頬がコケてくるのが顕著になってきたとのことで、加齢による脂肪の減少と、顔の骨が細くなってきていること、いわゆるボリュームロスという老化減少。そして皮膚が伸びきり、元々あるべきところにあるはずの部位が全体的に下がってきている等が特徴になります。10代〜30代では、骨格はしっかりとして脂肪も豊富で皮膚にもハリがありますが、それが加齢によって失われてきてしまうと、こめかみや目の下、頬のボリュームが失われて下がりはじめ、ほうれい線が深く刻まれてしまうなど、口元にも影響を及ぼしてきます。
カウンセリングでは、川北さんに現在の状態を理解していただいたうえで、どのようなゴールを設けるかを話し合い、もともとボリュームがあった部位に的確に脂肪を注入して、若い頃の輪郭を再現することを意識して施術を行いました。
まずは、目の上の瞼にあるたるみや小ジワを解消するために「肌再生FGF注入療法」を施します。これはコラーゲンを生成する線維芽細胞の減少に起因する現象ですので、「線維芽細胞増殖因子(FGF)」を注入することで肌の再生を図ることができます。次に、ボリュームロスによってたるみや凹み、シワが出てきているこめかみからゴルゴライン、ほうれい線、頬の部位について、ご自身の良質な脂肪と幹細胞を活用する「コンデンスリッチフェイス」を用いて若返りの再現を行いました。適切な量の脂肪を事前のカウンセリングを基に適所に注入することにより、自然なふくらみを持たせてメリハリを付けていきます。同時に、「シークレットリフト」を片側5本ずつ入れて頬の下から引き上げて仕上げました。
また、エラの部分ですが、咬筋が発達してぽこっと目立ってしまっていたので「ボトックス(アラガン)」を注入して膨らみを解消。ナチュラルな輪郭が保てるようにしています。最後に、先端にシワのよってしまったアゴにも同様に「ボトックス(アラガン)」を注入し、つるっとした綺麗なアゴ先に。結果として、下垂などのたるみ感を脂肪注入とリフトアップによって20代、30代の頃の状態に戻すことができ、若々しいきれいな輪郭を手に入れられたと思います。
- 先生がお客様をカウンセリングする際に心がけていることはなんですか?
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美容医療においては、お客様と医師が共通のゴールを持って、いかにそこへたどり着くか、そして共に喜び合えるかが一番重要なことだと思っています。従って、カウンセリングではお客様が話しやすい雰囲気をつくりながら、お悩みやご希望をしっかりとお聞きして共感するとともに、私を信頼していただけるように努めています。つまりカウンセリングは、施術やリスクの説明だけにとどまらずに、お互いを「知る」ことで信頼関係を築き上げ、共通のゴールに向かって話し合っていく機会だと考えております。
- 若返りたい女性へのメッセージをお願いします。
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湘南美容クリニック八王子院院長の本田と申します。当院は、若返りを得意としたクリニックです。切らない若返りを中心に、糸リフトをはじめ、ご自身の脂肪を利用したコンデンスリッチフェイス、ナノリッチなど、目元や皮膚の凹みなどの治療を主に行っています。スタッフ共々、美容医療を通じてお客様に誠意を持って貢献致します。若返りに関するお悩みをお持ちの方は、無料でカウンセリングを行っておりますので、ぜひご相談下さい!