■一般皮膚科・形成外科(保険診療)
ほくろ取り
ほくろ(色素性母斑)とは一般的には後天性のもので、成長していく過程で母斑細胞(色素細胞に似ている)が皮膚または皮膚の下で増殖した状態を指します。
隆起したほくろや、赤~黒色のほくろなど、中には稀に急速に範囲が増大し皮膚がんと見分ける必要があるほくろができる場合があります。
保険診療の費用 (保険診療・3割負担の場合) | 約8,000円 ~9,000円前後 ※平日18時以降の受付、土曜日12時以降の受付、日曜は終日、夜間早朝等加算として、別途150円が加算されます。 |
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眼瞼下垂
まぶた(目)が開きにくい、まぶたがたるんで眠たそうに見える、などの見た目の特徴がある場合は、「眼瞼下垂」の保険手術が適用になる場合があります。
「瞼板」と呼ばれるまぶたの中にある軟骨状組織が正常に上がらなくなった状態を、「眼瞼下垂」と呼びます。通常、まぶたを拳上する筋肉(眼瞼挙筋)が伸縮することで、瞼板を上げ下げしまぶたの開閉をしますが、何かしらの原因により眼瞼挙筋と瞼板が正常に機能しなくなると「眼瞼下垂」の症状が出るのです。
下垂してたるんだまぶたを上げる、筋肉や腱膜などの組織を修復するには、外科的手術が必要となり、重度の場合は健康保険適用の手術が必要となるケースも少なくありません。
保険診療の費用 (保険診療・3割負担の場合) | 診察料+処方箋: ※土曜日12時以降の受付、日曜は終日、夜間早朝等加算として、別途150円が加算されます。 |
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単純性血管腫・毛細血管拡張症
酒さ・赤あざ・血管腫・赤ら顔などを保険適用の最新のレーザー機器(Vbeam prima[Vビーム プリマ])にて治療いたします。持続的に顔面の中央に小さな吹き出物と発赤が出現する「酒さ」は、原因不明で30代~50代に発症することが多く、放置すると膿を伴ったり鼻周辺の皮膚が厚く赤い団子鼻のような状態になる場合もあります。
また、赤あざ・血管腫とは血管異常により生じる良性腫瘍です。出生時より存在する赤あざや、乳幼児期に生じた赤あざ・血管腫は大人になっても自然治癒することはなく、特に顔や体の見える部分に存在する場合はコンプレックスになる場合もありますが、保険適用のレーザー治療で治療が可能です。
Vbeam primaを使用する治療の例
自由診療の例
- 老人性血管腫
(赤いポツポツとした点、イボ状の赤い点) - 赤ら顔・赤み改善
(小鼻の赤み改善など)
保険診療の費用 (保険診療・3割負担の場合) | 診察料+処方箋:7,000円~30,000円程度 ※土曜日12時以降の受付、日曜は終日、夜間早朝等加算として、別途150円が加算されます。 |
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異所性蒙古斑・太田母斑・外傷性色素斑
出生時や乳幼児期より持続的に皮膚表面に見える青あざ・赤褐色のあざのことを指し、蒙古斑・太田母斑・色素斑などと呼ばれます。中でも、当院で診療対象の症状としては、異所性蒙古斑・太田母斑・外傷性色素斑です。
◎蒙古斑は通常おしりや腰に出現し成長とともに自然消滅しますが、それ以外の部位に生じ成長後も残り続ける青あざを、「異所性蒙古斑」と言います。
◎太田母斑とは青色・灰色・赤褐色などのあざを指し、範囲が広がったり年齢を重ねるとともに色味が濃くなったりする場合もあります。
◎外傷性色素斑とは、怪我をした部分に茶や黒の色味が残り続けるあざのことを指します。
保険診療の費用 (保険診療・3割負担の場合) | 診察料+処方箋:7,000円~13,000円程度 ※土曜日12時以降の受付、日曜は終日、夜間早朝等加算として、別途150円が加算されます。 |
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粉瘤
粉瘤とは、アテロームとも呼ばれる良性腫瘍の一つで、小さなしこりや独特の異臭を放つ場合があります。 皮膚の下に生じた袋状の組織に、老廃物や皮脂などの垢が溜まった状態になり、増大したり化膿し痛みや腫れが生じたりした場合は、可能な限り早めの処置が必要となります。
保険診療の費用 (保険診療・3割負担の場合) | 診察料+処方箋:5,000円~15,000円程度 ※土曜日12時以降の受付、日曜は終日、夜間早朝等加算として、別途150円が加算されます。 |
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